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ブラケットはカッコにあらず

Posted on July 28, 2011 by proedit

日本語の原稿ではいろいろな種類のカッコを見かけます。そのうちのひとつがブラケット。[ ]これです。
日本ではただ単にカッコの一種と考えられ、またそのように使用されています。ところが、英文上ではブラケットには特定の意味があり、[ ] 内の単語は原文にはないものを足したと理解されます。文献から引用などする場合によく利用されますが、例文で説明しましょう。
文献から引用される原文が次のような場合、
It suggests a need for further testing.
この前に来る文章がないので、It が何を指すのがわかりません。そこで、次のように引用文を変更するわけです。
[Research] suggests a need for further testing.
引用文は原文をそのまま記載して初めて引用文です。そこで、やむなく変更を加える場合には、変更箇所を明らかにするためにブラケットで囲むわけです。
英語圏への投稿の際は、ブラケットの利用法にはくれぐれもご注意を。

英文校正・医学翻訳のPEJブログより

 

“Few” と“A few”の違い

Posted on July 21, 2011 by proedit

知っていましたか?
たった一文字の違いなのに、FewとA fewは意味がまったく違うのです。
例えば、
Few patients exhibited these symptoms.
という英文では、少数の患者がこのような症状を示した、と翻訳されます。ここで強調されるのは、「少数の」という文節です。それに対して、
A few patients exhibited these symptoms.
は、この症状を示した患者が数人いた、と翻訳されます。ここでは、その症状を示した患者がともかくいたことが強調されています。
つまり、Fewではどちらかというと少ないことを、A fewではとにかく何人かいた、ということが強調されていますので、読み方が違ってきますね。

英文校正 • 医学翻訳 のPEJブログより

 

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